福島県会津地方の特産品である、ゴルフボールよりも大きい高田梅。
地元では、昔から高田梅を甘漬けにします。カリカリ食感でほのかな甘みがあり、お茶うけやご飯のお供にぴったり。
梅を漬けながら、小学生の頃、祖母と緑茶を飲みながら梅漬けなどの漬物を食べていたことを思い出しました。
目次
甘漬けの材料
1日目:下準備
- 高田梅 1kg
2日目:塩漬け
- 食品用保存袋(ジップロックなど) 1袋
- 粗塩(梅の重さの8%)80g
- 焼酎/ホワイトリカー(35度以上) 大さじ1
5日目:赤紫蘇漬け
- 赤紫蘇 300g (1袋)
- 粗塩 大さじ2
- 氷砂糖 250g(梅の重さの25%)
- 酢 200ml
- 焼酎/ホワイトリカー(35度以上) 小さじ1
12日目:保存
- ガラス保存瓶 1.5L
甘漬けの作り方
STEP
1日目:下準備
- 傷のない硬い青梅を選ぶ。
- 高田梅はやさしく洗い、塩水(3%/分量外)に一晩つけてあくを抜く(金属製以外のボウルを使用する)。
STEP
2日目:塩漬け
- 梅をざるにあげて、清潔なふきんで水気をふき取る。
- 梅に包丁で切れ目を入れ、8等分にしてヘタと種は取り除く(梅割り器で適当な大きさに割ってもよい)。
- 食品用保存袋(ジップロックなど)に梅と焼酎を入れて混ぜてから、粗塩を加えて梅に塩をなじませる。
- 梅に2キロの重しをのせて、梅酢があがるまで冷蔵庫で3日間漬ける。その間、1日に1回梅の上下を返す。
STEP
5日目:赤紫蘇漬け
- 赤紫蘇は葉を摘み、水を何度か替えながらよく洗い、水けを絞る。
- 粗塩大さじ1をまぶして手でよくもみアクを出す。赤紫蘇を絞ってあく汁を捨てる。
- もう一度、粗塩大さじ1をまぶして手でよくもむ。赤紫蘇を絞ってあく汁を捨てる(赤紫蘇は水で洗わないこと)。
- 梅の塩漬けから出た梅酢を、少し赤紫蘇に加えてほぐす(色が鮮やかになる)。
- 梅の塩漬けに赤紫蘇を広げて、氷砂糖、酢、焼酎を加える。
- 2キロの重しをのせて、1日に1回上下を返しながら冷蔵庫で1週間漬け込む。
STEP
12日目:保存
- 梅が赤くなったら、梅と梅酢を煮沸消毒したガラス瓶に入れて冷蔵庫で保存する。
STEP
30日目:完成
- 漬け始めてから1か月以降が美味しい。
保存
・冷蔵庫で約6か月