学校で小さな賞状をもらったときも、運動会のかけっこで3位のときも、祖母や母がお赤飯を炊いてくれました。
日本ではお祝い事があるとお赤飯を食べます。赤い色は災いを避けると言われ、お赤飯には家族や友人の幸せを願う気持ちが込められています。
お鍋ひとつで、小豆の色合いや風味が生きた、もっちりとしたお赤飯ができあがります。
材料: 4人分
- もち米 3合 (450g)
- 小豆 カップ1/2 (80g)
- 炒りごま(黒) 大さじ1
- 塩 小さじ1
作り方
STEP
下準備
- もち米を洗い、水に15分ひたしてザルにあげる。
- 小豆は洗って水けをきる。
STEP
小豆を煮る
- 鍋に小豆とたっぷりの水をいれて中火にかけ、沸騰したら弱火で3分ゆでて小豆をザルにあげる。鍋に小豆を戻し約1リットルの水をいれて中火にかけ、沸騰したら弱火で約20~25分ゆでる。小豆が少しかためだが指でつぶれるぐらいになったら火を止める。
- 豆と煮汁にわける(煮汁はとっておく)。小豆の煮汁は空気に触れると色が鮮やかになるので、煮汁を何度かおたまですくいあげて落とす。
STEP
もち米と小豆を炊く
- 鍋にもち米、小豆の煮汁450ml、小豆をのせて鍋のフタをする。中火にかけて沸騰するまで約5分、沸騰後とろ火で12分炊き、火を止めて10分蒸らす。
STEP
ごま塩を作る
- 炒りごま(黒)と塩を混ぜてごま塩を作り、お好みでお赤飯にごま塩をかける。
メモ
・小豆を煮る時間は、豆の状態によって異なるため調整して下さい。
・もち米を炊く際の小豆の煮汁が450mlない場合は、お水を足してください。
保存
・冷蔵で約3日、冷凍で約2週間保存可能です。