義母が高知の土佐文旦を送ってくれたので、母が昔よく甘夏柑(あまなつかん)で作ってくれたピールを作りました。
文旦の実はぷりぷりの食感と甘酸っぱさが美味しいですが、文旦の皮で作ったピールもほのかな苦味と甘さのバランスが絶妙で、おやつにもお酒のおつまみにも、そしてパウンドケーキを作るにも重宝します。
ピールを作るたびに部屋いっぱいに文旦の爽やかな香りが広がり、幸せな気持ちになります。
材料:
- 土佐文旦の皮 1個分 (130g)
- グラニュー糖 104g (文旦の皮の重さの80%)
- グラニュー糖 (仕上げ用) 小さじ1
作り方
STEP
切る
- 文旦の皮を塩でよくこすり、洗う。皮を8等分に切ってむく。
- 文旦の皮(白い部分もつけたまま)を5ミリ幅のスティック状に切り、重さを計る。
- 皮の重さの約80%の重さのグラニュー糖を準備する。
STEP
煮る
- 鍋に皮とたっぷりの水を入れ、火にかける。沸騰したら弱火で5分茹でて、ざるにあげる。これをもう一度繰り返す。
- さらに30分ほど水にさらして苦味をとり、ざるにあげる。
- 鍋に、皮、グラニュー糖(皮の重さの約80%)、材料がひたるぐらいの水を入れ、火にかける。沸騰したら弱火にして、汁けがほとんどなくなるまで煮詰める(約15分ぐらい)。
STEP
乾燥させる
- クッキングぺーパーを敷いた天板に並べて、120℃のオーブン(予熱なし)で30分加熱して水分をとばす。
- 文旦ピールの表面がほとんど乾いたら、グラニュー糖(仕上げ用)をまぶす。